私のMINI
●私の愛車MINI1000HLEをご紹介します。1985年式、今年で、我が家に来て5年目になります。
●ミニは、私にとって、幼い頃からの憧れのクルマでした。免許をとって半年後、私は、赤のMINI Chelseaを購入しました。1000cc、エアコンなしのキャブ車でした。このクルマ、とても快調で、12年間乗りました。たいしたトラブルもなく、22万キロ強を走りました。購入時の走行距離数が2万5千キロだったことを考えると、じつに、20万キロを、私一人で走ったことになります。
●というわけで、一生(!?)、このクルマに乗ろうと思っていたのですが、錆がひどく、板金屋さんに補修と塗装をお願いしたのです。ところが、その板金屋さんが、こともあろうに、私の愛車を全焼させてしまったのです。この突然の珍事には、ほんとうに、呆れるやら落胆するやら…。とても悲しくつらい思いをしたものです。(この年は、私にとって厄年、しかも本厄でした)
●その後、板金屋さんからいただいた保証金で購入したのが、この、二代目ミニです。
二代目を買うさい、こだわったのが、できるだけ、亡きミニに近いものを、ということでした。キャブレターの1000cc、エアコンなし、右ハンドル、これは、ゆずれない条件でした。できれば、色は赤で、などと思っていましたが、そこまでいいだすと、みつかるものもみつからなくなります。幸い、スペシャルショップのつてで、条件にあうクルマが見つかりました。1000ccのキャブ車、エアコンなし、年式は1985年、形式はHLEというタイプです。ただ、このクルマは左ハンドル車でした。なので、ラックアンドピニオンを交換し、右ハンドル車に改造してもらいました。かなりの大改造だったと思いますが、ショップにて、うまく仕上げてもらいました。
●このHLEはワンオーナー車でした。しかも、まったくいじっていない、フルノーマル車です。私は、グリルをMk3にし、バンパーをメッキのモノに替えましたが、そのほかは、なにもいじっていません。ノーマルがいちばん長もちしそうです。
購入当初こそ、トラブルに見舞われましたが、四ヶ月ほどすると、どんどん調子がよくなってきました。エンジンのかかりも一発です。こうして、購入一年で、 2万2千キロを走りました。ますます快調、冬場、氷点下10度くらいになった場合でも、チョークさえ引けば、エンジンも問題なくかかります。やはり、機械は、飾っておくより、稼動させたほうがいいのでしょうね。なによりクルマは、走るためにあるのですから…。
●オイル交換は約3,300kmごとに行っています。半端な距離数だ、と、思われるでしょうが、要は、一万キロを3で割った距離数です。私の場合、この3,300kmという距離は、だいたい二ヶ月で走ってしまいます。
オイルエレメントの交換は、オイル交換二回に一度。エレメントはバルタンの製品を使っています。暖気は夏場なら3〜5分、冬場なら5〜8分くらいといったところでしょうか。
●走行をはじめて20分くらいは、ダブルクラッチを行い、やさしいシフトを心掛けています。グリスアップは年三回のペースです。
夏場はとくに水温計をチェック。水温計の針が中央より上にいったら、すぐにヒーターを入れてます。(夏場は過酷です)
●このクルマには、タコメーターがついておらず、後付けでスミスのタコメーターをつけています。メーター、ステアリングともにオリジナルのままです。
●また、永井電子のイグナイタアンプをつけ、ポイントレス化しています。
●インテリアもノーマルのまま。ですが、やはりタコメーターは欲しかったので、スミスのタコメーターを、後付けで取り付けてもらいました。
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